アルミニウムの原料が多く採掘され輸出の比率が高い

セルビアはかつてのユーゴスラビアに属していた国で、現在の経済状況はおおむね両国だと考えられます。

生活水準については、GDPで見れば世界的な平均の半分くらいに位置していますから、経済発展の余地は十分にあるといえるでしょう。

金融の重要な位置づけにある通貨についてですが、通貨としてはセルビア・ディナールが流通しています。

インフレ率は、ここ最近では安定してきているといえるでしょう。

年平均のインフレ率は、2000年代の初期には70%を超えることもありましたが、徐々に落ち着きを見せてきて、現在のところは1桁台まで落ち着いてきています。

経済の安定とともに、インフレ率も落ち着いてきているといえるでしょう。

セルビアの経済状況を支えているのは、主に鉱業です。

燃料として使うことのできる褐炭を大量に産出するために、燃料に関しては特に問題はありません。

経済にとって重要なエネルギーについてですが、この褐炭を利用して火力発電がおこなわれています。

そのため、エネルギーの輸入の割合は低く、エネルギー問題はほぼないと考えてよいでしょう。これが経済を支えている一つの要因となっています。

また、電力に関していえば水力発電も力を発揮しています。

地形に恵まれているために、水力発電が盛んに行われていて、火力発電と合わせれば、ほぼ自給できていると考えられます。

総発電量の6割強を火力発電で賄い、そして残りを水力発電でまかなっているのです。

この電力を生かしてアルミニウムの製錬が行われています。

アルミニウムの原料であるボーキサイトが採掘され、それを製錬して輸出するという形がとられているのです。

現在のところ、外貨を稼ぐための輸出の多くを占めるのはアルミニウムで、輸出品目の中での比率は最も高いです。

EUに加盟しようという動きも現れていますが、過去の内戦がそれを阻害しているとも考えられます。

現在のところ、EUの海外生産拠点としても活躍していて、直接投資も行われています。

このようなことからも、EUに対するセールスポイントは多くあり、交渉がスムーズにいく可能性は高いとも考えられています。

現在でも加盟に向けていろいろなことが行われていて、その一環として緊縮財政があります。

緊縮法案が可決し、これによって経済が改革されると考えられます。

ただ、これによって一時的にGDPは低下するだろうとも考えられていますが、EUに加盟できれば経済成長は見込まれるでしょう。