歴史や文化に誇りを持ちとても我慢強い性格

セルビアは、2006年に連合国(共通の目的のためにグループになっている国)であったモンテネグロから独立して、継承国になりました。

過去の1999年のには、コソボ自治区で民族紛争が激化して、NATO(北大西洋条約機構)による空爆で紛争が沈静化されました。

その時に、経済的にかなりダメージを受けたことから、その立て直しという意味でも国営企業の民営化や外国資本の呼び込みを行って、世界経済の中での位置づけを強めようとしてきましたが、モンテネグロの独立運動が続いたことで2006年には、ベオグラードを首都として一つの国となることが決まりました。

というと経済的にはあまり明るくない印象を抱きがちですが、2000年以降は順調と言っても良いほどの経済成長を続けている国です。

セルビアの国民性を見ていくときにポイントとなるのが、経済的な要所として活躍できる地理的条件を持っていたということがあります。

セルビアは海外から何千億円超もの投資を受け入れていますが、その中には経済大国であるアメリカも含まれています。

アメリカの大企業が積極的に投資を行ったという事情もあり、経済的に潤いを見せています。

なぜセルビアに海外からそれほどの投資が集まったのかというと、税率の低さ、労働者の質が良いのに賃金が安くて済む、そして地理的な要所に位置している、という事情があります。

これらの好条件から、海外企業がセルビアに積極的に投資を行ったことで、経済が潤沢になっていきました。

ただ、地理的に良い位置にあったから経済的に潤ったという以外にも、国民性に我慢強い・勤勉、という日本人に近い気質があることも影響しています。

彼らは自国の歴史や文化に誇りを持っています。

過去数年のうちに紛争や国の融合、そして分裂、などの劇的な時期を経験したためか、とても我慢強いです。

さらに高みを目指すという向上心も強く、勤勉です。

コソボからは反感を抱かれているイメージが強いですが、国民性は海外の人たちに対して寛容で、ビジネスでの滞在などの受け入れでも評価が高い国です。

我慢強く勤勉というとガチガチの国民像をイメージしてしまいがちですが、意外にもスポーツ好きという特徴があります。

特にサッカーでは有名で、日本の選手が移籍したりと日本人とのスポーツ面での交流もあります。

こういった面から伺えるのは、周囲の東欧諸国に完全に溶け込んでしまわずに、独自性を持って成長を続けているという事です。